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スタッフ日記
フォークリフトの修理
2015年7月13日
おれ達お父さんの店「ミスタータイヤマン高槻」で使用しているフォークリフトがあります、
１５年ほど前に中古で５万円で買ったのですが、何年式のフォークリフトか不明です。
トヨタの１．５トンリフトでタイヤの積み上げや、垂れ幕をつけたりするのに重宝しています。
以前からブレーキの効きが悪いのと、クラッチが入りにくい状態でしたが、この機会にブレーキの修理をすることにしました。
故障の原因はたぶん、ドラムシリンダーのゴムカップの劣化でブレーキオイルが漏れていて、パットにオイルが染み込んで、滑っているのだろうと思うのですが、バラしてみると案の定ドラムはオイルまみれです。
ブレーキシューやドラムシリンダーのゴムカップはかなり古いリフトなので部品が入手できないと思い、ともかく分解してみると、
ゴムカップとブーツは未だ新しくこれなら綺麗に掃除したら何とか使えそうです、シリンダーピストンは錆びており、シリンダー内部も腐食していたので先ずＮＯ２００番次にＮＯ４００番のペーパーで内部とピストンを綺麗に研磨し、ブレーキシューはガスコンロで焼いて油を飛ばしました。
ブレーキシューに染み込んだオイルまではとる事はできませんが、そのうちブレーキ摩擦熱でオイルが焼けてくれるでしょう。
元通りに組み立てて、ブレーキ調整をしリフトを走らせてみますと、以前より格段にブレーキ性能がアップしました。
クラッチ調整もついでに行い、デフオイルも抜いてみたのですが、長い年月オイル交換をしていなかったようで、オイルが乳化し、白く濁っていたのでギヤーオイルの代わりにエンジンオイルを入れておきました、ふだん頻繁にリフトを使わないので、エンジンオイルでも充分耐えることでしょう。
エンジンは今のところ快調で、このぶんならまだまだ使用に耐えられそうです。
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