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2012年7月23日
これといった趣味のない、おれ達おとうさんは最近「カラオケ」にはまっています。
カラオケといっても、若い人がよく行くジャンカラなどの、いわゆるボックスタイプではなく
時間をもてあました年寄りがいく「カラオケ喫茶」です。
カラオケ喫茶は働き盛りを過ぎた先輩たちや、まもなく定年を迎えるおとうさんや、おかぁさんで
なかなか繁盛しております。
あまり歌に自信のない、おれ達おとうさんは、もっぱら昔の旧い歌をがなっておりますが
常連さんはすごいです、何がすごいかというと、新曲を覚えるのが早いのです。
おれ達おとうさんが、新曲を覚えるのに3ヶ月ぐらいかかるのですが、やっとマスターできたと思うと、
もう次の新曲がでてきて、覚えた歌が旧くなっているので、疲れてしまいます。
さて、いつも唄わせてもらっているカラオケ喫茶「ハッピー」で人気歌手のチェウニさんを
招待して、ライブをするので観ませんかとの誘いがあったので、行ってきました。
チェウニさんは、韓国からきた歌い手さんで日本でもヒット曲を連発しており
主なヒット曲は「トーキョー・トワイライト」「星空のトーキョー」「冬のひまわり」「池上線」,,
しかし、昔とちがい今はヒットしても、生活が厳しいようです、なぜかといいますと、昔に比べて
テレビで歌番組が放映される時間が極端に少なくなり、ファンがなかなか定着せず、人気歌手で
ありながら、地方公演や50人程度が入れるカラオケ喫茶などで、キャンペーンをしなくてはならないので
苦労がしのばれます。
おれ達おとうさんのタイヤ販売店も、昔はブリヂストンの看板を掲げていれば、何の苦労もなく
タイヤが売れていたのですが、今は昔のように「殿様商売」をしている時代ではなく、チェウニさんのように
地道にお客さんの要望に応えられる営業を心がけるべきでしょうね。
チェウニさんのショーが始まる前に、観客の中から前座で歌わせてもらえたので、恥ずかしながら
唄わせてもらいました。
唄いたかった曲の希望は「青春のたまり場」でしたが、知り合いの歌仲間の令夫人が是非デユエットで
唄って欲しいとの依頼がありましたので、綺麗で聡明なオネエさんのお願いをお断りする理由がなく
チェウニさんの歌で「おいしい関係」を必死に覚えデユエットさせていただいたのですが残念ながら
鼻の下を長くして、デレデレしためか、音程は間違えるし、歌詞も間違えるし、さんざんでした。
おれ達おとうさんは、カラオケ店で歌うときに自前のマイクを持ち込んで唄うのですが、今のところ
3本のマイクを所有しており、写真の左から「シュアーSM58」「オーディックスOM1」一番右が
「シューアー55SH2ガイコツ」←コピー いつもはシューアーSM58を使っていますが、真ん中の
オーディックスOM1はプロ用でおれ達おとうさんが歌うには、難しいマイクです。
チェウニさんのショーが始まるまえに、カラオケ店のオーナーにあるお願いをしました。
カラオケ店で使用しているマイクは6本あるのですが、おれ達おとうさんが所有しているマイクと並べて
チェウニさんに、どれかお気に入りのマイクがあれば、そのマイクで唄ってほしいと提案しました。
待ちに待ったチェウニさんのショーが始まりました。
彼女の手にしているマイクは、、、、
店に備え付けのマイクか?持ち込んだマイクか?
チェウニさんが握り締めて唄いだしたマイクは「オーディックスOM1」です。
他のマイクを差し置いておれ達おとうさんが所有しているマイクでした、、、、感激
さすが、プロの歌い手さんの歌は、間近で聞いていると迫力が全然違いますね。
艶やかな声の伸び、高い音の透明感、寸分の狂いのない音程、、どれをとっても素晴らしいの
一言でした。それにどうしても使いこなせなかったオーディックスOM1のマイクを選んでくれて
感激の気持ちでいっぱいです。
いま、手元にこのマイクがあるのですが、使うのがもったいないようで、家宝にしておこうか、、、、