スタッフ日記

ようやく見つけた1本

2013年12月2日

今回のブリヂストントラック用タイヤの不具合タイヤがようやく1本見つかりました。

タイヤサイズ　225/80R17,5

パターン　　　M801

製造年月日　 2012年9週

当店のお客様のトラックタイヤの点検を時間の許す限り実施しておりますが、

現在まで１０００本近く点検いたしました。

該当タイヤで製造年月日が合致しているタイヤを見つけ次第、ただちにホイールから取り外し

タイヤ内部のインナーライナー接合部の異常がないかいろんな角度で探していたのですが

なかなか異常がみつからず、本当にブリヂストンが公表したように接合部の異常があるのか

信じられませんでした、が、ようやく１０００本ちかく点検して、１本を探し当てました。

タイヤ内部のショルダーあたりで、僅かな切れ目があり長さは５ｍｍほどです。

トラックに装着されている時は、空気圧低下もみられず、タイヤの変形や異常磨耗もなく

外見からみたらなんら問題がないように思えましたが、やはり正常品と交換すべきであり

お客様に不具合が見つかったタイヤの交換の旨お伝えし、了解をいただきました。

製造年月日は2012年３月初旬ですので、1年と９ヶ月の使用で５ｍｍ程度の亀裂が入ったということです。

ブリヂストンタイヤは国土交通省へリコール届出の上回収点検に取り組んでおりますが

今後ますます、タイヤに対するユーザーの目が厳しくなり、あまりに安価で原価を引き下げたタイヤを

製造してると、大変な目にあうよという反省をブリヂストン以外のタイヤメーカーが自覚して欲しいものです。

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担当者：藤本　