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2012年6月4日
少し前の、ニュースで「ブリヂストン」がタンポポから、天然ゴムを作り出す技術を
開発したとの新聞記事を見たのですが、今度は植物から「合成ゴム」を開発できたニュースが
飛び込んできました。
確かにいえる事は、ゴムの木も植物ですし、石油ももとをただせば、植物ですので
なんらかの因果関係はないとはいえないですね。
そのうちに、身の回りで日ごろ見かけている花や食べ物などから、ゴムが合成されるかも知れません。
「なぁ、あんた」
「なんや、おかぁさん」
「タンポポやトウモロコシからゴムが出来るんやろ、、」
「そうみたいやな、、科学技術の進歩はすごいもんやな」
「それやったら、脂肪からゴムが出来へんやろか、、」
「なんの脂肪や、、?」
「私のお腹のメタボの脂肪からゴムが出来へんかな~」
「・・・・・・・」
「もっとエエ方法があるで、、」
「どんな方法や?」
「タイヤはゴムから出来ているんやろ」
「そやで」
「それやったら、使用済みタイヤからゴムを取り出したら、エエのとちゃうんやろか、、」
「なるほど、おかぁさんの言うことも、一理あるな~~」
「もし開発できたら、一躍億万長者になるで、、、」
Share18 2012年5月31日
味の素(株)と(株)ブリヂストン
バイオマス由来※1の合成ゴムを共同開発
世界最先端の発酵技術を新分野に応用
※1:バイオマス… 再生可能な植物由来の有機資源。バイオマス原料に含まれる炭素は、植物が成長過程で(大気中から)吸収したCO2に由来するため、バイオマスを使用しても大気中のCO2を増加させない(カーボンニュートラル)とみなせる。
味の素株式会社(本社:東京都中央区、社長:伊藤雅俊、以下「味の素社」)と株式会社ブリヂストン(本社:東京都中央区、CEO:津谷正明、以下「ブリヂストン」)は、バイオマスから発酵技術により製造される新しいゴム原料、「発酵イソプレン※2」による合成ゴムを共同開発しました。両社はこの「発酵イソプレン」を用いたタイヤ用合成ゴムの実用化を目指し、共同研究を進めていきます。
※2:イソプレン… 植物によって作られる成分で、揮発性の高い液体。天然ゴムは、イソプレンが多数つながったポリイソプレンを主成分としている。
ゴムには、主にゴムの木から抽出される「天然ゴム」と原油から生成される「合成ゴム」があります。世界的な自動車需要の増加などに伴い、ゴムの需要は年々増加していますが、天然ゴムは、原料に限りがあることから生産量の拡大が難しくなっています。これを部分的に代替できる合成ゴムの主な中間原材料である石油由来のイソプレンの供給量にも限りがあり、その供給を拡大することが課題となっています。
そこで両社では、この課題に取り組むべく、2011年6月に新しいゴム原料及びそれを用いた合成ゴムの共同開発についての共同研究契約を締結し、研究を行ってきました。この度、味の素社がバイオマスから発酵法でイソプレンを試作、ブリヂストンが重合触媒技術を用いて合成ゴム(ポリイソプレン)を試作することに成功しました。ブリヂストンは、ゴムの主要用途であるタイヤの世界最大の供給メーカーであり、世界各国に生産拠点を持っているだけでなく、最先端の重合触媒技術によるポリマー合成に強みを持っています。味の素社は1957年以来、50年以上にわたり発酵法によるアミノ酸の生産を行っている世界一のアミノ酸メーカーで現在の生産量は100万トン規模であるだけでなく、最先端の発酵技術を持っています。両社はこの強みを活かし、バイオマス由来の合成ゴムを開発し、将来、合成ゴムの安定的かつサステナブルな原料確保と生産に繋げ、ゴム資源の多様化へ貢献していきます。
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