来店予約

スタッフ日記

京都嵐山 京料理「錦」

2013年9月30日

今月9月16日に近畿地方を襲った台風18号で、京都市内を流れる桂川が浸水しました。

嵐山を流れるところに、渡月橋が架かっているのですが、今にも濁流に流されてしまいそうな

様子をテレビの中継で多くの人が、自然災害の恐ろしさを目の当たりにしたと思うのですが

この渡月橋の中ほどから、中洲に下りることができ地元では中ノ島と呼んでいますが、その中州の中にみやげ物店や飲食店が何軒か点在しており、四季おりおり風光明媚な自然を散策する観光客で年中賑わっており、中でも春の花見は大勢の花見客で京都市内でも指折りの集客を誇ってます。

「ちょっよ、あんた!!」

「なんや、おかぁさん」

「テレビを見てみ、渡月橋が流されそうや、、」

「ほんまや、えらいこっちゃ」

いつもは、水深1~2mぐらいの桂川なのですが、テレビでみると5,6mぐらいある欄干が今にも押し流されそうです。

「錦は大丈夫やろか」

「この濁流やったら、店ごと押し流されたんと、ちゃうかな、、、」

おかぁさんは、京都出の「京〇美人」で新婚当時はよく二人でこの京料理「錦」で食事をしたもんです。

いまでは、おたがい見向きもしませんが、、、あの頃がなつかしいな~

あれから、聞くところによると店は流されず、床上浸水ですみオープンに向けて準備中だそうですが、

著名人から寄贈された書画骨董が数多く流されたり壊れたりしたそうです。

「なぁ、あんた」

「なんや、おかぁさん」

「錦が再開したら、昔を思い出して、食事に行かへんか?」

「そやな、ノスタルジックに浸るのも一興やな、、」

                              、

アーカイブ
  • 2024年3月
252627282912
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31123456
カテゴリ

カテゴリはありません

ページトップへ戻る