〒569-0023 大阪府高槻市松川町25-14
2011年6月27日
「なぁ、あんた」
「なんや、おかぁさん」
「さっき、スーパーで今晩の食材を買いに行ったら、野菜がムチャクチャ安かったゎ」
「ふ~~ん」
「キャベツが1玉90円で売ってたから、ぎょうさん買うてきたわ、、」
「晩御飯はお好み焼きにするで、、、」
「そのキャベツの産地はどこや?」
「そうやねん、四国産は1玉200円やけど、この安いキャベツは東北産やねん、、」
「なんで、大阪から遠い産地のキャベツが半値なんやろ、、」
「たぶん、風評被害で売れへんから、大阪まで南下したんやろな~、作っているお百姓さんが、可哀相や、、」
「これからも、ぎょうさん買わせてもらうから、しばらくは東北産の野菜を食べような、、」
運送屋さんから聞いた話では、東京では西日本産の野菜や果実が少々高くても、よく売れているそうです。そのため東北産の野菜が値崩れをおこし、通常の半値以下で売買されているそうです。
その運送屋さんは、東京に西日本産のキャバツを運び帰りは東北産のキャベツを大阪に積んで帰るそうです、なんか変な話ですね。
風評被害
このような、物流の交錯がおこっている背景には、風評被害があると思われるのですが、
風評被害とは一体なんなのでしょうか、庶民が自己防衛のためにより安全な食材を家族に食べさせたいがため、高くても放射能被害が確実にないと思われる食品を買う衝動に駆り立てられるのでしょう。
その背景には政府の発表する資料が信頼できないからで、より確実で信頼がおける資料が公表されれば、風評被害はなくなるのではないでしょうか。
なにせ、ストロンチウムが1個でも肺にはいれば、その人は確実に肺ガンになるのですから、恐ろしい話です、、
おれ達おとうさんが、肺ガンにかかっても発病するまでには死んでいるから、まっ、いいか
「あんた、お好み焼きが焼けたから、イッパイ食べよ、、、う~~ん美味しぃ、、」
「、、、、、、、、、、」
「あんなおかぁさん、子供たちに食べさせる時は、地元のキャベツを食べさせや、、」
「さぁ、食べるで~~~、美味いな~おかぁさんのお好み焼きは、天下一品や、、、」
「ムシャムシャムシャ」
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