〒569-0023 大阪府高槻市松川町25-14
2009年10月5日
「あんた、大変や、、、」
「なんや、おかあさん、大声出して、」
「ちょっと、今朝の朝刊見てみ、エライことが載ってるゎ」
「なんや、人が犬を噛んだんか、、、」
「アホ云うてんと、、あんな農場がどっかに、移転すんねんで、、」
「ほんまや、、木津川市に移転するて、書いてあるな~」
この京大高槻農場は1928年に開設されたのですが、甲子園球場の3~4倍ぐらいの
広大な敷地の中で、果樹や花卉 、米などを研究栽培をしており、収穫時期になると
一般に売り出して、市民の間で隠れたブランド品として、人気があり、又散策やアマチュア画家の絶好の絵画スポットであったのに、移転となると寂しいかぎりです。
「あんた、」
「なんや」
「この前、農場で買った梨があるけど、食べるか?」
「今年で、この梨も食べ納めやろか、、、ムシャムシャ」
「あんたも、食べときや、、食い納めやで、、、ムシャムシャ」
「そや、、、ええこと思いついたで、、、」
「なにを、思い出したんや、」
「農場の梨の木を貰って、植え替えへんか、、、」
「毎年、タダで梨が食べられるから、、、うふふふ。。」
「あのな、、跡地に何が出来るかまだ分らへんねんで、広い緑地がなくなってもええんか」
「そら、しゃ~ないゎ、便利になったら、自然が無くなる、、」
「文明が栄えたら、文化が衰退するんや、、、、、」
おかあさんも、たまには哲学者になるんや、、、、
今後、移転反対運動も起きると思いますが、しばらく成行きを、見守りたいとおもいます。
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