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スタッフ日記

京大農場が移転

2009年10月5日

「あんた、大変や、、、」

「なんや、おかあさん、大声出して、」

「ちょっと、今朝の朝刊見てみ、エライことが載ってるゎ」

「なんや、人が犬を噛んだんか、、、」

「アホ云うてんと、、あんな農場がどっかに、移転すんねんで、、」

「ほんまや、、木津川市に移転するて、書いてあるな~」

この京大高槻農場は1928年に開設されたのですが、甲子園球場の3~4倍ぐらいの

広大な敷地の中で、果樹や花卉 、米などを研究栽培をしており、収穫時期になると

一般に売り出して、市民の間で隠れたブランド品として、人気があり、又散策やアマチュア画家の絶好の絵画スポットであったのに、移転となると寂しいかぎりです。

「あんた、」

「なんや」

「この前、農場で買った梨があるけど、食べるか?」

「今年で、この梨も食べ納めやろか、、、ムシャムシャ」

「あんたも、食べときや、、食い納めやで、、、ムシャムシャ」

「そや、、、ええこと思いついたで、、、」

「なにを、思い出したんや、」

「農場の梨の木を貰って、植え替えへんか、、、」

「毎年、タダで梨が食べられるから、、、うふふふ。。」

「あのな、、跡地に何が出来るかまだ分らへんねんで、広い緑地がなくなってもええんか」

「そら、しゃ~ないゎ、便利になったら、自然が無くなる、、」

「文明が栄えたら、文化が衰退するんや、、、、、」

おかあさんも、たまには哲学者になるんや、、、、

今後、移転反対運動も起きると思いますが、しばらく成行きを、見守りたいとおもいます。

     

                           

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