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2010年10月18日
「なぁ、あんた」
「なんや、あかぁさん」
「チリの落盤事故で、ようやく救出されてるなぁ~」
「33人が全員助かるなんて、奇跡みたいや、、」
「もうあと少しで、全員救出やな、、よかった、よかった」
「さっきから、一生懸命テレビを見ているけど、なにを見つめているのん」
「うん、助け出された人は、家族とハグしているやろ、、それで、、」
「それが、どないしたん、外国ではあたりまえやろ、、、」
「実は、ある人の家族は、だれが来ているか、興味があるんや、、」
遭難した鉱夫の中で、この事故のせいで、浮気がバレてしまった、可哀想な男がいます。
そこで、地底から地上に上がってきた時に、待っているのは奥さんか、愛人かどちらが
来ているのか興味があったのです。
彼は事故現場で、深く真剣に、悩んだことでしょう、、、
「もし、、もしやで、、おれ達おとうさんが、愛人がいると仮定して、今回のように救出される時、おかぁさんはどうする?」
「なんやて、、愛人がいてるんか!!」
「ちゃうて、、もしもや、、仮定の話や」
「う~ん」 「どいするかな~」
「せや、ええこと思いついたわ」
「なにや」
「愛人に待たせて、地上につく頃に、救助隊員に頼んで、ワイヤーを切断してもらうわ」
「そしてもう一度暗闇に転落や、これがほんまの奈落の底や、、はっはっはっ」
「モースピードで地底に吸い込まれていくんやな~ お~怖ゎ」
「なぁあんた、正直にいうてみ、何回悔いの残ることををしたんや、、」
「、、、、、、」
「イチ ニィ サン シィ~・・・・・・・」
「何回や」
「108回や、、人間の煩悩は108回やから、108回悔いの残ることを、したんや」
「うまいこと、逃げたな、、、」
、