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2010年10月4日
「なぁ、あんた」
「なんや、おかぁさん」
「あんなぁ、私の友達の〇〇さんの、お父さんが亡くならはってん、、」
「え~そうか、、気の毒にな~」
「今日お通夜やから、行ってくれへん?」
「あぁ、ええで、、、」
毎年季節の変わり目は、亡くなられる人が多いけど、身近に葬式を迎えると、
明日はわが身のことと思えます。
「なぁ、あんた」
「なんや、おかぁさん」
「あんたが、死んだらどんな、お葬式がエエやろか?」
「、、、、、」 おれ達おとうさんが、死ぬのを待っているんやろか
「葬儀会館がエエかな、、」
「、、、、、」
「家族葬も、シンプルで楽やし、、」
「、、、、、」
「ブリヂストン葬も、いいかも、、」
「なんや、それは?」
「ブリヂストンのタイヤで、焼いてあげるんや、、火力が強いから、骨まで焼けるで、、」
「ふ~、なんちゅうことを、言いだすんや、、、お~怖ゎ」
「お父さんの、葬式はせんでも、エエで」
「一晩、家で寝かせてくれて、そのまま火葬場に行って、炊いたらエエワ」
「わびしいな~」
「それで、灰は山に散骨するか、川にでも流してくれて、かめへんで」
「人間という、肉体が死んでも、魂は生きているから、人間の衣を脱ぎ捨てて次に何かに生まれ変わるから、悲しんだらあかん」
「そしたら、次はなにに生まれ変わるん?」
「さ~て、、何かな、、 うまくいけば人かな、、それとも牛か、犬か、ゴキブリか、、」
「あんたは、私を悲しませたから、たぶん人に生まれ変わることは、ないゎ」
「。。。。」
色即是空、空即是色
合掌
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