スタッフ日記

Boa tarde. （こんにちは）

2009年3月2日

おれたちお父さんの店「ミスタータイヤマン高槻」の隣に電気部品工場があります。

大手家電メーカーの薄型テレビの部品を作っている会社で社員が１０００名ほどの規模です。

今の日本の製造会社の、どこでもそうですが、この工場も大勢の外国人労働者が働いて

いるのですが、派遣会社の責任者に知り合いがおりまして彼に聞くところによると、この工場で

およそ２００名ぐらいの、外国人労働者が働いているそうで

彼らの給料は正社員の約半額で、近くのアパートを借りて５～６人で共同生活をしています。

一人で働きにきている人もいれば、夫婦で働いている人もいます。

そんな中で、一組の夫婦と仲良くなり、いつも休憩時間や終業の時、店の前を通るのですが、明るい声で、挨拶をしていきます。

Boa tarde. （こんにちは）

若い夫婦で、ラテン系特有の明るさと、陽気を持ち合わせていて、彼らと話をしていると、苦労なんか、

ちっとも苦にならないようで、いつも元気ハツラツとしています、、、

「奥さん、何時見ても綺麗やな、」

「アリガトウ、ゴザイマス」

「奥さんみたいな、綺麗な友達を、おじさんに紹介してくれへんか？」

「ウン、コンド、ショウカイシマス、、、」

「ほんまか、、、うれしいな～」

「リオノ、カーニバルニ、キテクダサイ」　　「イッパイ、トモダチ、ショウカイシマス」

最近の世界同時不況で、その部品工場も操業を短縮してしまい、大勢の外国人労働者も「首切り」にあい

陽気なブラジル人夫婦もいつのまにか、いなくなってしまった。

今頃は、母国ブラジルの「リオのカーニバル」でサンバでも、踊っているんやろか、、

また、景気がよくなったら、日本に来るのかな~

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　、　

担当者：藤本　