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スタッフ日記

藤本タイヤー商会

2008年6月9日

「看板屋はん、タイヤショップ フジモトのいらなくなった、看板はどないすんの?」

「持って帰って、処分するだけですゎ」

ミスタータイヤマンのフランチャイズに加盟することになり、店舗改装にきた看板屋さんに、以前から店に掲げてあった、「タイヤショップ フジモト」の看板を「ミスタータイヤマン」の新しい看板に付け替えたとき、聞いてみた。

「どうせ、処分するんやったら、置いていってくれへん」

「記念に、とっておくわ」

店頭から、フジモトタイヤの名前が、消えてしまうのは、寂しいもんや、長年親しんできた屋号がなくなるのは、オレ達おとうさんには、長年連れ添うた嫁はんと別れるみたいなもんや・・

「ミスタータイヤマン高槻」の屋号は、ブリヂストンタイヤの指定ではなく、こっちで付けた名前やけど、、、ほんまは、べつの名前にしたかったんや。

「みんな、どや、こんな名前は    ミスタータイヤマン藤本」

「あかん」

「ほんなら、これは         ミスタータイヤマン フジモト」

「あかん」

「これやったら、文句ないやろ    ミスタータイヤマン 高槻フジモト」

「Х  バツ~」

「あんな~、よう聞けよ、この店で一番エラいんは、誰や、、」

「社長」

「お父さん」

「ハイハイ、あんたや」

「この店を、大きくするために、がんばってきたんや、」

「それやったら、オレの言うことを聞かんかい」

「・・・・・・・」

「なあ、あんた」

「なんや」

「もう、あんたの時代とちゃうねん」

「若い子の考えも、聞いてやらんと、あかんで」

「、、、、、、、」

「それに、、、」

「それに、なんや」

「もう、年やねんから」

「・・・・・・」

結局、多数決でミスタータイヤマン高槻に決まったんや、、、

オレ達おとうさんは、今でも心の中では決して賛同はしてへんのや、、

そやけど、「フジモトタイヤー商会」より「ミスタータイヤマン高槻」のほうが

今流かも、しれへんな、、、、

看板屋が置いていった、古い看板は今でも店の片隅に、飾ってある。

1,5M四方もある大きさで、ポールに取り付けて見上げると、小さいのに

間近でみると、はんまにデッカイゎ

                                    、

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