〒569-0023 大阪府高槻市松川町25-14
2008年6月9日
「看板屋はん、タイヤショップ フジモトのいらなくなった、看板はどないすんの?」
「持って帰って、処分するだけですゎ」
ミスタータイヤマンのフランチャイズに加盟することになり、店舗改装にきた看板屋さんに、以前から店に掲げてあった、「タイヤショップ フジモト」の看板を「ミスタータイヤマン」の新しい看板に付け替えたとき、聞いてみた。
「どうせ、処分するんやったら、置いていってくれへん」
「記念に、とっておくわ」
店頭から、フジモトタイヤの名前が、消えてしまうのは、寂しいもんや、長年親しんできた屋号がなくなるのは、オレ達おとうさんには、長年連れ添うた嫁はんと別れるみたいなもんや・・
「ミスタータイヤマン高槻」の屋号は、ブリヂストンタイヤの指定ではなく、こっちで付けた名前やけど、、、ほんまは、べつの名前にしたかったんや。
「みんな、どや、こんな名前は ミスタータイヤマン藤本」
「あかん」
「ほんなら、これは ミスタータイヤマン フジモト」
「あかん」
「これやったら、文句ないやろ ミスタータイヤマン 高槻フジモト」
「Х バツ~」
「あんな~、よう聞けよ、この店で一番エラいんは、誰や、、」
「社長」
「お父さん」
「ハイハイ、あんたや」
「この店を、大きくするために、がんばってきたんや、」
「それやったら、オレの言うことを聞かんかい」
「・・・・・・・」
「なあ、あんた」
「なんや」
「もう、あんたの時代とちゃうねん」
「若い子の考えも、聞いてやらんと、あかんで」
「、、、、、、、」
「それに、、、」
「それに、なんや」
「もう、年やねんから」
「・・・・・・」
結局、多数決でミスタータイヤマン高槻に決まったんや、、、
オレ達おとうさんは、今でも心の中では決して賛同はしてへんのや、、
そやけど、「フジモトタイヤー商会」より「ミスタータイヤマン高槻」のほうが
今流かも、しれへんな、、、、
看板屋が置いていった、古い看板は今でも店の片隅に、飾ってある。
1,5M四方もある大きさで、ポールに取り付けて見上げると、小さいのに
間近でみると、はんまにデッカイゎ
、