技術・サービス

●整備資料・・・空気圧調整・・・乗用車(国産・輸入車)編①

2008年8月7日

 今回掲載させて頂きます内容は、時期的に高速道路の使用が増える時期ですので、

 タイヤにとって最も大切な空気圧調整、補充に関する情報ををご紹介させて頂きます。

 自動車のタイヤは、何も異常がなくても、少しづつ空気が減って行きます。

 よく目にします資料等によりますと 一ヶ月で 約10~20Kpa (キロパスカル)下がる

 

 と言われております。

 

 タイヤの空気圧では、なじみの深い重力単位に直しますと 0.1~0.2 Kgf/cm2

 となります。

 ふうせん ほど早くはありませんが、ゴム層を空気が透過して行き少しづつ内圧は低下

 

 して行きます。

 よって、どうしても定期的な空気圧補充が必要になるのです!!

 画像のご説明

 画像は 左→右へ ① ② ③ ④ の順番でご覧下さい。

① タイヤの空気圧に関する資料です。

② 指定空気圧が示されているラベルです。(ある国産車の例)

③ 指定空気圧が示されているラベルです。(ある輸入車の例)

④ 当店の空気圧に関するアドバイス資料。(店舗案内:タイヤご購入者様用)

  ①は 自動車タイヤ規格が記された刊行物で、右側が日本の規格、左側がヨーロッパ規

格のものです。

 

 また、中央のパンフレットは、

「タイヤを上手にご使用いただくために」   JATMA

                    社団法人 日本自動車タイヤ協会 様 発行

    

 です。

 空気圧管理からタイヤのご使用方法まで多くの内容が記されたパンフレットです。

 ご希望の方は、我々の店舗でお配りしておりますのでご利用下さい。

  

 ②と③の画像を拡大してご覧頂きますと

 国産車と輸入車の空気圧表示に少し差があることや、一行のみでなく使用条件により

 複数の値が表示されていたりします。

 ↓以下のご説明は純正タイヤサイズ、車両に指定されたサイズ表示とその内圧指定値に

   関する空気圧調整です。

 空気圧を調整する際は、タイヤが冷えている状態が基準になりますので、冷えた状態でお

 こなってください。

 また、タイヤが温まっている状態では、内圧が上昇していますが抜くことはしないで下さ

 い。

 

 抜いてしまいますと、冷めたとき(冷えている)状態が、メーカー指定の調整値より低く

 なりタイヤを壊してしまう原因になることもございます。

     

  タイヤサイズを変更されていらっしゃる場合は、純正の空気圧ラベル表示がそのままご

  使用いただけない場合も多くございます。

  タイヤサイズによっては、内圧が低すぎてしまう等の組み合わせがございます。

  タイヤサイズ変更の場合のお話は、まぎれ防止の観点からお客様と直接お会いして  

  現車両と車輪(タイヤサイズ、ホイール)状態と自動車検査証を確認の上、ご説明や

  アドバイスをさせて頂くようにしております。

  ご面倒でも、お運びご来店をお願いしたいと存じます。

 では、この夏休み、連休中 安全に快適に

 ご移動はお気をつけて、楽しくお過ごし下さいませ。

(鈴木嘉男)

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