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スタッフ日記

「ジョニーマッドドッグ」

2012年7月7日

ジョニーマッドドッグという映画をDVDで観ました。

アフリカの少年兵の話で、物語自体はフィクションなのですが演じている子供たちは全て元少年兵なのでかなりリアリティがありました。

アフリカって民族や資源など色々な事情から内戦が絶えないんですよね、そんなところを背景にしている映画なのですが、いや~残酷でした。

子供たちが罪のない人達を平気に殺めるのもそうなんですが、結局悪いのは子供達を兵士に洗脳していく大人なんだなと。

使うだけ使って用が済んだら捨ててしまう、捨てられた子供達は行き場を失う・・・。

終始ヘビーな空気で進んでいくんですが、時折みれる子供らしさの一面(豚のシーンとか)なんかは「あ~、やっぱり子供なんだな」とほっとしたりもしました。

あと僕が好きだったのはスナイパーとの対決シーン、大人の兵士顔負けの連携プレーでかなり引き込まれちゃいました。

そんな中でも一番胸を打たれたのは、エンドロールに流れる本物の少年兵達のスライド写真。

人生でも一番楽しい年頃なのに生と死表裏一体の中で生きている姿を観ると色々と考えさせられました。。

テーマの重たい映画なので好き嫌いは分かれると思いますが、僕は結構楽しめました。

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