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スタッドレスタイヤ、溝が残っていても安全とは限りません

2026年1月6日

1.年数の経過したスタッドレスタイヤの見えないリスク

みなさんこんにちは、ミスタータイヤマン高崎店です。

今回は新品のような見た目の古いスタッドレスタイヤ、使えるの?という疑問にお答えしようと思います。

スタッドレス

こちらはおよそ9年が経過している、ほとんど新品同様の溝深さのスタッドレスタイヤです。

パッと見た感じ新品同様なら「捨てるのはもったいない!」と思ってしまいがちですが…

2.「溝が深い」=「効く」ではありません

スタッドレスタイヤの性能は、溝の深さだけで決まるものではありません。

雪や氷の路面で本当に重要なのは、

・ゴムが路面の小さな凹凸に密着できること

・低温下でもゴムがじゅうぶんに柔らかいこと

3.ゴムは必ず少しずつ硬くなっていきます

タイヤに使われているゴムは、使用距離が少なくても様々な原因で、時間とともに少しずつ劣化していきます。

硬度

この写真は、硬度計という道具でタイヤの接地面のゴムの硬さを計測しているものです。

測定値は64

一般的に新品スタッドレスタイヤとしての硬さは40~50台中盤と言われています。

そしてこの数値が60以上になるとスタッドレスとしての使用限度であるということになっています。

つまりこのタイヤは、見た目はほとんど新品のような溝深さであるにもかかわらず、スタッドレスとして重要な「柔らかさ」を失っている状態です。

4.危険なのは見た目で判断してしまうこと

経年劣化したスタッドレスタイヤは、

・発進時に空転しやすい

・制動距離が大幅に伸びる

・氷上路面で急激にグリップを失う

このような挙動を示します。

「去年まで普通に使えていたから大丈夫」

「溝が新品同様だから問題ない」

このような判断をしがちではありますが、そうすると冬の雪や氷の路面では事故につながるリスクは上がってしまうかもしれません。

5.スタッドレスタイヤは「消耗品」であり「期限付きの安全部品」とも言えます

スタッドレスタイヤは走行距離だけではなく、年数でも性能が落ちてしまう部品です。

これまで説明させていただきました条件が揃ってしまったタイヤは、スタッドレスタイヤとしての役割を果たしていない可能性が高いといえます。

6.安全のためにできること

・買ってから何年たったのか覚えておく

・「溝深さ」だけでなく「柔らかさ」にも注目する

・判断に迷ったら専門店のスタッフに相談する

冬の雪道やアイスバーンでは、タイヤの性能差がそのまま「制動距離の差」として現れやすいです。

あと50センチ、あと1メートル手前で止まれたら防げた事故も実際に存在します。

7.当店でお手伝いいたします

万が一の降雪や凍結に備えてお持ちのスタッドレスタイヤが、本当に本来の性能を発揮できる状態かご不安な方は、是非一度当店にて点検をご利用ください。

溝の深さだけでなく、ゴムの状態も含めて確認いたします!

ご用命はお気軽に店舗スタッフまでお声がけください。本年も皆様の安心・安全なカーライフをサポートしてまいります。!

 

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