スタッフ日記

今年の JOY耐 レポート

2012年7月17日

今年も7月14,15日にJOY耐がもてぎで行われました

参加台数80台 当チームはクラス6で毎年優勝者が出る激戦区です

勝つために毎年、速さと燃費の向上を目指してます

過去4年、どうしても2分20秒を破れなかった予選タイムが

今年は一気に2秒も短縮、その裏には・・・

ダウンフォースを取るか、軽量化を取るかでリアウィングを外して軽量化

空気の流れを考え、リヤのバンパーに穴を開け、

リヤアンダースポイラーはカットして最小化へ

足回りのセッティングも何度も何度も調整し直して

ドライバーも過去最長の練習を・・

ドライバーもメカニックも勝ちたい一心で準備してきた成果です

良いタイムが出て過去最高の13番グリット、7列目からのスタート

10数週目までいい調子でしたが、アクシデント発生

なんと、周回遅れの車両にまさかの接触

周回遅れの車両が後ろから追い越しをかけたクルマに気がつかなかったのが原因??

車両前部を大きく破損したままコースを外れストップ

コースオフィシャルからリタイヤをジェスチャーされながらも・・

ドライバーはクルマを降りて、走行不能に近い車両を一人でフェンダーや

ずれたボンネット、バンパーを引っ張り・・オフィシャルに走行可能をアピール

どうにかピットまで戻ってきた

そこからが、さらにドラマでした

左前輪のホイルは曲がり、左前軸は後ろに3cmもずれて真っ直ぐに走れるとは思えない

バンパー・ライトは大破しラジエターも押された衝撃でいつ漏れるか・・

ちょっと諦めていた私に、メカニックは一人として諦めてなかった

メカニックは手分けして修復作業、タイヤ軸も目視の調整

タイヤ交換、バンパーはガムテープで外れないように

どうにか走れる準備が出来てコースに戻った時にはトップから10数週送れ

もちろん 80台中 ドンジリ ビリ。。

メカニックだけが諦めてなかっただけではない

ドライバーもみな諦めてなかった・・

与えられたラップタイムをこなして次のドライバーへと繋いでいく

真っ直ぐに走れるかどうか、接触によるバイブレーションなどもあっただろうに

その後は、順調に周回を重ねる

見事、7時間後にチェッカーを受けた時には44位

参加台数の半分近い車両を抜いたことになる

トップと13週差・・・

アクシデントが無ければと・・・

悔やまれるが・・・

自分達の持ってるポテンシャルを実証出来たのも事実

サインボードを出すスタッフ、周回タイムを計測、燃料残量を素早く算出するスタッフ

給油時に車両を押すスタッフ、ピット時速やかに車両の点検・作業をするスタッフ

各ドライバー達の飲み物や冷たいタオル、食事などを用意するスタッフ

チーム全員がひとつになってる場である

チームひとりひとりが【バディ】と言えるのかも(女性も居ますが・・)

来年こそは【表彰台】が待っている

PS:1 毎年、お店のお客様やメーカーの方たちが差し入れや

    応援に来ていただいてとても嬉しいです

    ありがとうございます

    来年も ヨ・ロ・シ・ク です

PS:2 今年は我がチームに可愛い助っ人が居ました

    【友ちゃん】こと高校2年生ッ!!

    いつも笑顔でチームのムードメーカーでしたよ

    決勝日、10時間以上は笑顔で居てくれたのでは・・

    とてもその笑顔にチーム全員 癒されました

    ありがとう

    来年も ヨ・ロ・シ・ク です

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