彰の営業日誌

V37スカイライン用ランフラットタイヤ交換作業 持ち込み編

2017年3月19日日産 スカイライン タイヤ ランフラットタイヤ取扱

 

どうもどうも徳永です

皆さんは「ランフラットタイヤ」というタイヤをご存じですか

あまり聞きなれないと思いますがこのタイヤは次世代の標準タイヤになると

言われています

どこが今までのタイヤと違うかというと「空気圧がゼロになっても、所定の

スピードで一定距離を走行可能」※なタイヤの事なんです

 (※ 実車試験又は、ISO 基準に基づいた室内試験条件で、空気圧0kPa 時に

  「80km/h で80km」まで走行が可能。)

構造的にはこんな感じ↓

タイヤのサイド内側に「補強ゴム」という特殊なゴム層があり空気圧0でも

車重を支える事ができる構造になっています

もしあなたが高速道路走行中にパンクしたらどうしますか?

当然路肩に停車してスペアタイヤに交換しなくてはなりませんがそのその場合

道路管理者に通報してさらにJAF等を呼んで作業依頼をしなくてはなりませんよね

時間的にも精神的にも負担になります。ましてや高速道路上ですから危険も伴います。

そんなとき「ランフラットタイヤ」が装着されていればパンクした状態でもそのまま

走る事ができるのですぐさまナビで「近くのタイヤ専門店」と検索してそこまで走って

修理もしくは交換してもらえばOKとなるのです

このランフラットタイヤは通常のホイール※にも組み付けることができます

(※但し一定の基準に満たしたモノに限ります

  また取り付けにはTPMS(空気圧モニタリングシステム)の装着が必要です)

現在は純正装着品がほとんどですがブリヂストンではリプレイス(市販用)タイヤ用として

すでに発売されています

それが今回ご紹介する「POTENZA S001RFT」

今日はディーラーさまよりパンクしたランフラットタイヤを交換して欲しいとの持ち込み

依頼を頂きました

下の写真はタイヤのサイド部ですが赤字印の部分は空気圧0状態で

走行していてもサイド部の熱を放出できる様にフィン形状にして

温度を下げています これによって従来品よりもサイド補強ゴムの

厚みを薄くできるので乗り心地向上やタイヤの軽量化がはかられています

またこのランフラットタイヤの交換には熟練した技術と

最新のタイヤチェンジャーが必要となります

古いタイヤを脱がしています↑

下の写真はTPMS(空気圧モニタリングシステム)用バルブが装着されている

状態です この部品で空気圧を常時運転者に知らせています

ランフラットタイヤ装着の場合は必要になります

新品のランフラットタイヤを組み込み

あとは規定空気圧まで充填すれば完成です

写真ではカンタンですね (笑)

どうでした ちょっと長々書きましたがブリヂストンではこんな

先進的なタイヤを一般のお客さまのクルマにも装着することが

できるよう日々進化しています

当店はブリヂストンRFT認定店ですのでもしご興味がありましたら

ご相談ください

 

 

 

 

 

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