スタッフ日記

導電スリットって何?

2016年8月3日

昨今のタイヤは、”シリカ”と云う材質が入って造られています。

そのシリカは、走り始めのタイヤが温まってない時や雨の日など、タイヤにとって

働く準備が出来ていないのを助ける、昨今のタイヤを補助する無くてはならない

大切な材質です。

しかしシリカは、電気を通しにくい(導電が低い)特性があります。

逃げ場が無い静電気たちは溜まって悪さをします。

ラジオのノイズは、車に溜まった”静電気”の仕業です。

冬にドアノブを触ると、パチッ!と来ますが、これも溜まった静電気の仕業でしょうか?

そこで、ブリヂストンのスゴイ技術があります。

導電性の良いゴムをタイヤの中心(導電スリット)に入れて、路面に電気を逃がすことに成功。

普通はゴムは電気を通さないのですが、通し安いゴムがあるんですねぇ。

技術の進歩はスゴイですね。

レグノシリーズ、プレイズシリーズ、エコピアシリーズ、ポテンザアドレナリンに

使われています。

ここで注意ですが、電気を良く通すゴムは他の部分と比べると、少し色合いが違います。

見た目に製品の異常かな?と思いますが、ブリヂストンより、安全性能、

摩耗性能に全く問題ないとの事です。

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