スタッフ日記

スタッドレスの欠品について。

2013年1月19日

先日も東京で大雪が降りましたね。

かなりのスタッドレスが売れたと思います。そして欠品で手に入れる事が

出来なかった方も、かなりみえたと思います。

毎年の事ですが、スタッドレスは品薄な状態が多いです。

販売する側もヒヤヒヤものです。

なぜこれだけ需要があるのに、毎年タイヤが足りない状態になるのか?

まず1つにタイヤメーカーがロス(売れ残り)を出したくないので、出荷量を

調整してるところと思います。スタッドレスは昨今、製造日を重視して購入される

お客様が多くなりました。という事は売れ残って何年も経つタイヤは廃棄しかありません。

その損出はかなりの額になるそうです。

そして2つめは、数に限りがある商品ですので、まず降雪地域から取り付けが始り、

それが一段落したら、非降雪地域に商品が回って来ます。今年は特に降雪が多く、

日頃あまり降雪が無い地域でも降雪してるので、余計に商品が足りなかったと思います。

そして3つめにタイヤ業界は、売れ残ったタイヤはメーカーに返品が出来ます。

その為か資本力、大きな倉庫を持つ店舗は大量に仕入れをします。

資本力、保管倉庫の差で、多く仕入れが出来るお店と、少量しか仕入れ出来ないお店と

差が出来てしまいます。そして降雪は天気に左右されるので、

販売予測が立てにくく、シーズン中は在庫で持ちたいと思います。

そこで必要なお店にタイヤが回らない状況が出てきます。

そしてシーズンが終わると返品されますので、あれだけ欠品してた商品がシーズン後に

出てくるわけですね。

一概に欠品する要因が上記の事だけとは思いませんし、天候に左右される商品なので

大量生産は非常にリスクも高いと思います。ですが、改善できる余地もあると

思います。お客様からすれば、「お店にいけばあるものだと思って来たのに・・・。」

「2、3日で取り寄せれるもんじゃないの?」と思いますよね。

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