スタッフ日記

盗難情報です

2019年9月7日

どーも皆さま!!

いつもの猪俣です!!

今回は盗難に関するお話です。

茨城県内で車両盗難が発生したとの情報がありました。

内容としましては「リレーアタック」という手法が使われたとのことです。

そもそもリレーアタックって何よ?ってなると思いまして、簡単にご説明いたします。

 

最近の車はこんな感じで「スマートキー」という鍵に変わりつつあります。

この鍵本体からは微弱な電波が出ており、その電波を車が認識して手をかざして鍵を開け閉めしたり、ボタンでエンジンをかけたり出来るようになっています。

この鍵から出ている電波を特殊な装置A機(ここではA機と呼びましょう、もう一つはB機にします)で拾います。このA機はラジコンなんかの操作用リモコンと同じようにアンテナが付いているので、ちょっとくらい離れた所の電波も拾います。

ここで拾った鍵の電波を増幅してもう一つのB機に送信。電波自体は鍵本体から出ている電波と全く同じです。つまりこの時点で、B機は鍵と同じ電波が出せるようになっている=B機は鍵!!となる訳です。

当然車はB機を鍵と認識しますので、鍵は開きますし、エンジンもかかります。

時間も短時間で盗難されますし、セキュリティーももちろん鳴りません、物音自体も車に何かするわけではないので夜中にやられたらひとたまりもありません。

こんな感じで行なわれるのが「リレーアタック」なんです。

 

一時期ニュースで取り上げらたりして話題になり、専用のケースがよく売れたなんて話がありました。

まだ買ってないなんて方は是非ともご家庭にある「アルミホイル」で代用してください。

これでも防げます。

え?ウソでしょ?

ちゃんと確認作業いたしました。

ドアミラーが閉じている状態が鍵が閉まっている状態です。

鍵が開くとドアミラーも開きます。

ちなみにクラウンはドアノブに手をかざすと鍵が開きます。

鍵出しの状態なら当然開きます。

アルミホイルに包んだ状態は開きませんでした。

鍵出しの状態ではもちろんエンジンもかかります。

アルミホイルで包んだ状態。

鍵を認識しません。

鍵の電波がアルミホイルの中で閉じ込められる状態になりますので鍵が開かなくなったという訳です。

ちなみにちょっとアルミホイルに隙間を開けたりしてみたりしました。場合によってはエンジンがかかりました。アルミホイルで代用する際はしっかりと隙間なく鍵を包むことをおすすめします。

一台でも一人でも被害が少なくなればと思いましてこのような記事にさせていただきました。

会社、仕事には全く関係ありませんが何卒よろしくおねがいします。

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