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2018年11月6日
先日学生時代の友人たちの年に一度の旅行会がありまして今回は、煩悩の塊になってるようやから一度
”禅の修行”においでと永平寺のお坊さんをしている友人の提案で皆で集まることとなりました。
こんな事がなければ行くこともないかと思いながら、軽い気持ちで福井県 大本山永平寺に朝の6:00出発で
途中友人を迎えに行き、道中は毎年ながら昔話に花が咲き何年同じ話題で盛り上がってるのかと思いながら
待ち合わせ場所 井の上さんに到着です。
ちょうど永平寺に向かう最初の入り口にあるお店で食事やお土産などを販売されております。
村営の駐車場も目の前にあり一日¥400で止めることが出来ます。
ここからは、歩いて大本山に向かいます。
ついに修行に来てしまいました。まるで修学旅行の気分です。。。
ここが一般の方が入れる入り口になります。ここも自動化が進んでおりまして自販機で切符を購入できます。
団体さんは窓口で手続きして入られていたようです。
大勢の団体さんやカップル、海外の方々、若い女性の方々も来られていました。
意外と人気があるんだとちょっと”びっくり”しました。
到着していきなり友人のお坊さんのお勧めで座禅の体験に。
撮影禁止の為ここからはコメントのみとなりますが、まずは、座禅が組みやすい服装に着替えて裸足になり
廊下に集合です。雲水さん<修行僧>に導かれ座禅堂に案内していただき入りますと、流石お寺という感じ
の薄暗いお堂の中に。そして畳半畳ほどのところで壁に向かって20分何も考えずに無にする時間を、最初の
内は何か変な気持ちで落ち着かないのですが、段々と頭の中が無になってくるような感じになってきました
が、その後変な油汗のようなものが、手のひらに感じてきたり、しびれや、体が強張ってくるような、こんな
時間を修行僧の方々は毎日やっておられるかと思うと、本当にすごいと思いました。もちろんこれでは終わり
ませんよ。法要の見学、食事の修行、永平寺の成り立ち、道元禅師のお話、雲水さんの日常の映画、お風呂
修行約10~15分ほどで入浴、PM9:00には消灯。休む暇なく決まった時間に合わせて進行されていきます。
起床現在は、AM3:30、4:00より副館長の道元禅師のお話をお聞きしてから、全員で本堂に向かい朝の
おつとめになります。約1時間~1時間半程度皆でお経を読み合わせて終了です。
ここから寺院内の写真でお楽しみください。
この階段を朝一番、雲水さんが鐘を持って走って駆け上がり、皆に起床の合図を行います。
歩幅が広く歩いて登るのも慣れないと大変でした。
テレビなどでおなじみの大晦日より新年に除夜の鐘を奏でる鐘になります。
こちらは邪気が外から入らないように、そしてこの大本山に入山する者に覚悟を確認するために左右に四天王
が見守っています。
台風の被害で枝葉がだいぶ痛められたため少し寂しい結果になってるそうです。本当はもっと色づいて
綺麗らしいのですが。
食事を頂く前に皆で合唱します。
精進料理なのは当たり前ですが、ものすごく工夫されていて非常に美味しかったです。
何も無駄にしてはいけないという精神のもとにお箸は頂いたお茶で最後はゆすいで箸袋に戻してまた
朝食の際に使います。最後に寺院内を案内していただき 一日があっという間に過ぎてしまいました。
そして修行の記念に頂きました。
こんな旅もたまにはいいもんですよ。
でも帰ってから思いっきり寝ました。(- _ -)zzz 。。。。。。。疲れた~!!!