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2016年5月26日
皆さんごぞんじですか、来年以降運転免許の制度が変わるかもしれません。
どのように変更されるかといいますと、準中型免許が新設されます。
詳しくは、下記の内容です。
☆「貨物自動車に係る運転免許制度の在り方に関する有識者検討会」の基礎資料や全日本トラック
協会が実施された協会員へのヒアリング結果において 全日本校長会議資料また業界紙の調査な
どを用いて貨物自動車に係る運転免許制度の在り方(以下中型免許改定)について有識者等が協
議を重ね、概ね具体的な対策案がまとまったようです。
今後は閣議決定された「道路交通法の一部を改正する法律案」として国会に提出、審議される流れとなるようです。
施行時期は交付日から起算して2年を超えない範囲内において政令で定める日から施行となり。
道路交通法の一部を改正する法律案(中型免許改定)は各種団体(トラック協会)等の熱望によ
り新設するための障壁や克服すべき課題をクリアできる内容(案)を作成。
この中型免許改定はトラック協会等業界の抱える問題点の改善だけでなく、
その他自動車関連業界の持続的発展に起因するくらい大きな改正とも捉えることができそうです。
―ーー( ゜ ~ ゜ ;)。。。。。。
☆職業運転者の雇用や新卒者の就職問題を解決するため、中型免許の取得年齢を現行の20歳以上
(普通免許又は大型特殊免許取得後2年以上経過(一定の自衛官を除く))を 18歳へ引き下
げる案もあったようですが、上記、運転免許試験車両(教習車両)の比較において、
18歳の免許不保持者に普通車の運転経験をすることなく中型車両においての免許取得訓練
(教習)あるいは普通免許取得後すぐに中型免許の取得は能力的に見ても現実的でなく、
また事故防止の観点から見ても不可能であると結論づけされたようです。
そこで普通免許と中型免許との間に準中型免許を新設し、準中型免許を取得するため
普通自動車教習と小型貨物自動車教習を結合させたカリキュラムを作成し、
18歳の免許不保持者が直接準中型免許を取得でき、
小型貨物自動車(車両総重量が5tを超え、最大積載量は2tクラスの職業用貨物トラック)を
運転することができるようになれば、 先のドライバー不足や高卒者の就職に関する問題点も
解決できそうですね。
☆免許区分は、
車両総重量7.5t未満・最大積載量3.5t未満(未定)・乗車定員10人以下
取得要件
18歳以上
教習車両
小車格トラック
最大積載量2t、車両総重量5t以上、車体の大きさは普通免許教習車両と同様。
長さ
4.40m以上4.90m以下
幅
1.69m以上1.80m以下
最遠車軸
2.50m以上2.80m以下
車両総重量
5,000kg以上
※検定で使用する車両については公平性の確保のため次番者を同乗させるためダブルキャブであることが必要。
教習時限
普通免許(MT)から準中型免許を取得する場合:
13時限(第一段階4時限、第二段階9時限)
普通免許を先行取得することなく準中型免許を取得する場合:
42時限(第一段階18時限、第二段階24時限)
※第一段階では普通車(セダン)14時限、準中型車(トラック)4時限。
※第二段階では普通車(セダン)15時限、準中型車(トラック)9時限。
といったにような内容ですがこれからの審議によってはまだまだはっきりしない点もあるようです。
( 。 。 ;)はぁぁあーーー( ゜ ゜ ;)。。。。
しかしながら、これからのトラック業界にとっては朗報ではないでしょうか。