スタッフ日記

先日、Ｍさん＜初めてのご来店＞のお客様からこんなホイ-ルのタイヤあります？

とご来店頂きました。

最初見た瞬間、「うわー懐かしいホイールやな。」と叫んでいました。

しかしながら、ホイールやナットの腐食が酷く再使用は、難しですよとお伝えしたところ

レストアしてお家のガレージに飾っておくだけだから転がせるようにタイヤを組んで欲しいとの

事でしたのでじゃあ、ナットはＭさんにご用意願うように申し上げましたら日本橋の道具や界隈

にて見つけてこられました。

”Ｍさんのレストアへの執念を感じました。”

ところが、タイヤはすぐにご用意出来たのですがチューブが中に入っている物でしたので

またエアーバルブの形がＬ型という現在ではほとんど使用されない形状の為手配に２週間も

かかってしまいました。　　　。、、、（´＿｀、）

脱着にも一苦労でなんせ何十年もほったらかしだったタイヤとホイールの分解さらに腐食が酷く

強く叩きすぎると崩れてきてしまうという状況の中少しづつ剥がすという作業となりました。

☆その時の写真が一枚目の様子です。

バルブの口は錆が酷くゴムのパッチを加工してパンクをしないように慎重に組み直しを行い

無事に出来あがりました。　w（＾　ω　＾）w

二枚目、三枚目の写真は、私があまりにも懐かしい車ですよねと興味を持ったのと、昭和３７年

製で私よりも先にこの世で頑張っていたトラックを見たかったので無理をお願いいたしましたら

快く受けていただきプリントアウトしていただきました写真です。

ぜひ、皆様にも昭和の香り漂う画像をお楽しみくださいませ。

少しだけこのトラックの補足説明を。

ダイハツの三代目のトラックでドアの開け方が、☆前の方から乗り降りするタイプで非常に珍しく希少価値のあるトラックです。

形式名称はＬ３５系ハイゼットがフェローピックとフェローバンとなった為、ハイゼットキャブからハイゼットとなったそうです。

軽キャブオーバー車初の角型ヘッドライト採用。基本ボディはトラックとバンの２種類。トラックは３方開きと一方開きで荷台高さが異るが、一方開きは２段フロアからタイヤカバー部のみが出っ張った形状に改善された。

マイナーチェンジによりフロントドアのヒンジを後ろから前へ変更、スーサイドドアを解消した。

バックドアは初代および２代目ムーヴと同じヒンジ式の横開き。

こんな珍しい作業も承っておりますので皆様のお問い合わせお待ちしております。

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