スタッフ日記

お雛様

2017年3月4日

こんにちは。華道教室にて、お雛様用のお花を活けましたよ。

かわいいですね。


市松人形も一緒に写真を撮りました!

 お雛様って何故飾るのでしょうか?ちょっと調べてみました。

どうやら、平安時代の頃からお雛様に関する行事が始まっていたようです。

雛人形は元々、「上巳(じょうし)の節句」(※上巳とは、3月3日の事)の際に、草や藁で作った人形(ひ

とがた)で体を撫で、穢れを移したものを川に流すという農村儀礼を行う事で、厄払いをする事と、貴族階

級の女の子が行っていた紙の人形のおままごと遊びである「ひいな遊び」が合わさって生まれたものだと言

われています。ひいなには、小さくてかわいらしいものという意味の他に、大きいものを小さくするといっ

た意味もあったから人形(ひとがた)とも意味が重なり、いつしか人形(ひとがた)は「流しひな」と呼ば

れるようになっていきます。この流し雛の風習は、今も鳥取県などで行われているそうです。

また、江戸時代になると人形作りの技術が発達し、紙で作られていた流しひな(雛)はより精巧に豪華に

なっていきました。そうすると人々は雛人形を川に流すのではなく、飾るものへと意識を変えていったので

す。また、桃が邪気を祓い長寿を保つと言う中国思想の影響を受けて、桃の花の入った桃酒を飲むように

なったそうです。

なるほど!平安時代でピンときました。お雛様って十二単(じゅうにひとえ)着てますものね!

あと、関西と関東では、お内裏様とお雛様の位置が実は逆なんですよ! これには列記とした由来があるの

ですが、長くなるのでまたの機会に・・・

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