〒768-0012 香川県観音寺市植田町708
2016年9月14日
今年は猛暑のせいもあってかタイヤバーストのお客様が多く来店されました。
「ど~んってなって、もうびっくりした!タイヤって早く交換しないとこうなるんやなぁ・・・」
と皆さま一様に言われておりました。
タイヤのバーストにも様々な原因がありますが、大まかにあげると、
①タイヤの劣化
②タイヤの損傷
③空気圧不足
④障害物を踏む
の、4点になります。上2枚の写真のお客様は、あまり乗らないとの事なのですが、
実は乗っていない車程、おこりがちな事象と言えます。
タイヤは、主にゴムでできていますので、長時間放置しているとゴムが劣化し、
筋状に何本もヒビが入ってしまいます。タイヤには、基本的には劣化防止剤が含まれています
が、効果は永久的ではなく、自然と抜け出てしまいます。
特に紫外線や熱を浴びる量が多いと、その分早く抜け出てしまうので、
熱や紫外線の影響を多く受ける場所に車を停めておくと、タイヤの劣化が進み、
結果的にひび割れの原因となります。
そして、タイヤにヒビの入った状態で車を運転し続けると、タイヤがバーストしてしまう
原因になります。タイヤの内部には、スチールのワイヤーが張り巡らされていますが、
ヒビの入ったタイヤで濡れた路面を走行すると、ヒビから水が入り込み、
スチールワイヤーが錆びてしまいます。ワイヤーが錆びつくと、タイヤとワイヤーが剥離して
タイヤの強度が下がり、そこへ走行中の圧力がかかって、バーストする、
というのが主な原因です。
年数が経っているタイヤや、タイヤの溝にヒビが入っていたり、タイヤの溝が無くなって、
ワイヤーが見えかけている等はバーストが近いといえます。
タイヤは、ゴムだけでできているのではなく、様々な素材を配合して作られています。
そもそも、ゴムは樹脂でできているのですが、ブリヂストンでは、インドネシアや、
タイで、ゴムの木の種を植えてから4年後に、大きくなったゴムの木の皮に傷をつけて、
木から出てくる白い液体(ラテックス)をとります。削り取る幅は、たったの2mmで、
職人の技が必要との事。下記にブリヂストンの「タイヤのキホン」の
リンクを貼らせて頂きましたので、こちらも是非閲覧して頂ければと思います。
さて、バーストを避ける為にはどうすればよいのでしょうか?
やはり、各ドライバーさんの日ごろのタイヤ点検が大切です。
お近くのタイヤ屋さんに、空気圧点検・タイヤ点検などしてもらうのもいいですね!
もちろん当店で空気圧点検だけでも大歓迎ですよ(*^-^*)
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