スタッフ日記

タイヤのバースト

2016年9月14日

今年は猛暑のせいもあってかタイヤバーストのお客様が多く来店されました。

「ど~んってなって、もうびっくりした!タイヤって早く交換しないとこうなるんやなぁ・・・」

と皆さま一様に言われておりました。

タイヤのバーストにも様々な原因がありますが、大まかにあげると、

①タイヤの劣化

②タイヤの損傷

③空気圧不足

④障害物を踏む

の、4点になります。上2枚の写真のお客様は、あまり乗らないとの事なのですが、

実は乗っていない車程、おこりがちな事象と言えます。

タイヤは、主にゴムでできていますので、長時間放置しているとゴムが劣化し、

筋状に何本もヒビが入ってしまいます。タイヤには、基本的には劣化防止剤が含まれています

が、効果は永久的ではなく、自然と抜け出てしまいます。

特に紫外線や熱を浴びる量が多いと、その分早く抜け出てしまうので、

熱や紫外線の影響を多く受ける場所に車を停めておくと、タイヤの劣化が進み、

結果的にひび割れの原因となります。

そして、タイヤにヒビの入った状態で車を運転し続けると、タイヤがバーストしてしまう

原因になります。タイヤの内部には、スチールのワイヤーが張り巡らされていますが、

ヒビの入ったタイヤで濡れた路面を走行すると、ヒビから水が入り込み、

スチールワイヤーが錆びてしまいます。ワイヤーが錆びつくと、タイヤとワイヤーが剥離して

タイヤの強度が下がり、そこへ走行中の圧力がかかって、バーストする、

というのが主な原因です。

年数が経っているタイヤや、タイヤの溝にヒビが入っていたり、タイヤの溝が無くなって、

ワイヤーが見えかけている等はバーストが近いといえます。

タイヤは、ゴムだけでできているのではなく、様々な素材を配合して作られています。

そもそも、ゴムは樹脂でできているのですが、ブリヂストンでは、インドネシアや、

タイで、ゴムの木の種を植えてから4年後に、大きくなったゴムの木の皮に傷をつけて、

木から出てくる白い液体(ラテックス)をとります。削り取る幅は、たったの2mmで、

職人の技が必要との事。下記にブリヂストンの「タイヤのキホン」の

リンクを貼らせて頂きましたので、こちらも是非閲覧して頂ければと思います。

さて、バーストを避ける為にはどうすればよいのでしょうか?

やはり、各ドライバーさんの日ごろのタイヤ点検が大切です。

お近くのタイヤ屋さんに、空気圧点検・タイヤ点検などしてもらうのもいいですね!

もちろん当店で空気圧点検だけでも大歓迎ですよ(*^-^*)

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