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2020年4月6日タイヤ・ホイール関連 > 100km点検(タイヤ空気圧・ナット増し締め)
今日はパンク修理のお話でございます。
チューブレスタイヤのパンク修理には、ざっくり二種類あります。
①外面修理⇒タイヤをバラさず、外面から直す方法
②内面修理⇒タイヤをバラして、中の損傷具合をしっかり確認して、タイヤの中から直す方法
①の特徴は、修理の作業時間が短い、割と作業工賃が安価である。ただしタイヤの中を確認できない。
パンク修理材をぶち込むパンク穴を間違えるとすぐまたエア漏れを起こす。
②の特徴は、作業時間30分程度、工賃は①より高い、タイヤをいったんバラすので中の状況を確認できる。
穴を裏からパッチなどでふさぐので間違いが少ない。
といったとこでしょうか
↑いわゆるパッチです。
↑パンク穴が大きかったりした場合には 穴も中から差し込みパッチでふさぐような修理材です。
①はガソリンスタンドさんや自動車修理工場さんの一部でよく行われてます。
どちらかというと応急処置的な意味合いが強い修理方法です。
②は我々のようなタイヤ専業店がよく行う修理方法です。
もちろんガソリンスタンドさんや自動車修理工場さんやカーディーラーさんでも
行っているとこもあります。
今回、冬タイヤから夏タイヤへの脱着にお越しになったお客様のタイヤのにこのようなことがありました。
①外面修理で一応直してあった風なのですが、外から見てもタイヤサイド部にパンクしてしばらく走ったような痕跡(タイヤサイド部に筋)が見られたので、確認の為タイヤの中を確認してみました。
その黒い粉みたいなのは・・・
パンク後、空気がないまましばらく走行したため、タイヤ内部が削れてできた粉です。
当然、タイヤの強度は落ちてます。普通であるならばパンク修理不可の状態です。
・空気充填時破裂する恐れがある。
・走行中破裂する恐れがある。
恐ろしい状況と言えます。
今回はお客様にパンク修理もできない旨をご説明をし、新品に交換していただきました。m(__)m
ありがとうございました。
と、言うことで・・・
何が言いたかったと言いますと・・
今日、お伝えしたいのは パンク修理は ’’内面修理の方が安全で確実です。’’
ということでした。
外出先で、外面修理しかできないとこしかなかった場合は致し方ないですが
外面修理は応急処置と考えていただき、
ぜひとも内面修理で修理していただいてくださいませ。